切らない包茎手術の体験者から学ぶ豆知識のまとめ

包茎手術は余分な皮をカットする方法が一般的ですが、仮性包茎の場合には切らずに済ませる手術もあります。
通常の手術より金額が安く、切らずに済むということで興味を持っている人も多いですが、具体的にどのような治療をするのか理解していない人も多いですし、メリットについては見かけることが多いものの、デメリットや気を付ける点が分かりにくくなっています。

この記事では、切らない包茎手術を実際に体験した人の意見から、カウンセリングでわかる従来の切るタイプの手術との比較、手術を受けるときのクリニックの選び方などについて見ていきます。

カウンセリングの内容

包茎手術を受ける際には、まずカウンセリングを受けて治療方針を決めていきます。
あくまで相談という形ですのでその日のうちに契約する必要はありませんが、体験談を見るとその日のうちに契約すれば料金の大幅な値引きがあるなどと強引な勧誘をして来たり、長時間拘束されたりすることもあるため注意が必要です。

カウンセリングでは、自分が真性包茎なのか仮性包茎なのかを確認した後、仮性包茎の場合には切る手術と切らない手術について話を聞く流れになります。
大まかに言えば、切る手術は通常時にかぶっている包皮を亀頭に合わせてカット、縫合するというもので、切らない手術は医療用ボンドや糸を使って包皮の余っている部分をまとめたり、カリと呼ばれる部分を中心にヒアルロン酸やコラーゲンなどを注入して通常時でも包皮が被らない状態を維持する方法です。

いずれの手術もオプション料金が発生することがるため、カウンセリングでは公式サイトなどに掲載されていない料金についても確認した方が良いでしょう。
また、複数のクリニックでカウンセリングを体験すると、スタッフの対応によってかなり印象が異なります。
できれば、いくつかのクリニックで話を聞くのがおすすめです。

手術の流れや痛みの有無

通常行われている切るタイプの包茎手術は、麻酔をかけた上で余った包皮をカットして縫合するという流れです。
日帰りで受けることはできますが、手術医の技術力によって仕上がりに差が生じやすくなります。
例えば、亀頭直下部分の形に合わせて綺麗にカットすると自然な仕上がりになりますが、技術力のない医師が行うとまっすぐにカットしてしまい、ツートンカラーになって包茎手術を受けたのが一目でわかってしまいます。
オプションで綺麗に仕上げるようにしているクリニックもあるため、料金についてはどこまでが含まれているのか確認したほうがよいでしょう。
手術は麻酔をかけて行いますし、術後に痛み止めも処方されるため、それほど心配する必要はありません。
実際に体験した人からは、それほど痛くないという意見が多いです。

一方、切らない手術は20~30分程度で終えることのできる簡単な包茎手術です。
皮が被らないようになるまで様子を見ながらコラーゲンを注入していくだけですので、痛みもなく、医師の技術力に関係なく短時間で自然に仕上がります。
ただし、3ヶ月~半年程度でコラーゲン等は吸収されて元のサイズに戻っていきますので、継続的に手術を受けなければなりません。

クリニック選びの基準とまとめ

カウンセリングや手術を受けた体験者からの意見をまとめると、どちらの手術も基本的に日帰りで受けることができます。
切らない手術は経験が少ない医師が行っても大きな失敗はほとんどなく、ツートンカラーになることもないというメリットがありますが、手術後の状態を持続することはできないので、継続的に通わなければなりません。

一方、切る手術は実績の少ない医師が執刀したり、数万円程度の基本的な手術を受けるとツートンカラーになったり引き攣れたりして、仕上がりが満足できない場合が多いです。
結果的に費用は高額になりますが、オプション料金をしっかり確認して正確な金額でクリニックの料金を比較しましょう。

クリニックを選ぶ際には、カウンセリングでこちらが知りたい情報を適切に伝えてくれるか、質問した時にすぐになんでも答えられるほど知識が豊富であるか、料金がわかりやすく、適切な金額になっているか、実績が豊富で口コミの評価が高いかなどを基準に考えるのがおすすめです。
逆に、すぐにでも契約を結ぼうとしたり、他のクリニックの悪口を言ってばかりだったりすると、いったん契約せずに持ち帰り、情報収集してから検討した方が良いでしょう。

まとめ

このように、切らない包茎手術は料金や体への負担、仕上がりを考慮すると挑戦しやすい手術ではありますが、継続して治療を受けなければならないことを考えると、切る手術に関しても視野に入れて検討するのがおすすめです。
ほとんどのクリニックでどちらの手術も受けられるようになっていますので、多くの体験談や口コミをチェックした上で、カウンセリングなども受けてから決めるとよいでしょう。
実際の手術は短時間で済みますし、ダウンタイムも短いので、忙しくてなかなか病院に通えないという人でも無理なく手術を受けることができます。

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